将棋界の英雄
藤井聡太八段
その将棋は一度掴んだ好機は逃さない将棋だと聞きました。
一般的にはある程度優勢になると、焦らずにミスをしないようにジワジワと追い詰め、相手のミスを待ったりすることが多いようです。
ですが藤井聡太さんにあっては、待ちの安全策を取らずに一直線に攻め込んでくる、と。
僕は将棋は分からないので技術面では素人ですが、そのマインドで攻めてくること自体にはどれだけ怖いかは分かるつもりです。
そしてその戦法を取るならば絶対にミスをしない、してはいけないというプレッシャーの中で戦っているのではないでしょうか。
こと肉弾戦においても、攻めるという事はやられるということも可能性として高くなります。
だからこそついつい様子を見てしまう。
その好機を見逃す事によって、勝敗は大きく変わる可能性があります。
勝つべくして勝つ。
その為には、
劣勢の時の一か八かは最後まで取っておきひたすらに耐え忍び、
針の穴ほどの好機が訪れた時には迷わずにミスらずに勝つまで突き進む。
そんなマインドセットはとても勉強になります。
歴代の棋士が、藤井聡太さんことを尊敬の念を込めてあれは宇宙人だと評価していることが面白いと思いました。
思考のステージが違うところで戦っているのかと思うと、一度で良いのでその頭の中を覗いてみたいなと興味が湧きました。
歴史を変える人は今までの常識を良い意味で打ち壊す人だと考えます。
そんな若い人達がこれからも続いていくのだろうと考えるだけでもワクワクします。
人と同じでは面白くない。
自分は自分の道を突き進もうと思います。
立芯《旅する姿勢家》
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