身体的自由

左手と右手は繋がっている

前回

頭と足先は繋がっていると書きました。

身体の様々な箇所は繋がっています。

その部分にフォーカスを当てると、とても重要な部分が見えてきます。

今回は、

右手と左手の話。

当然物理的に繋がっているますし、それがなんだと思う人もいるでしょう。

この両手(両腕)を、一つのものとして考えることが出来れば様々な動作の感覚が変わります。

例えば、

片手だけで物を持ち上げる。

軽い物でも重い物でも、反対側の手に意識は入れなければ基本的には片手で持ち上げることになります。

その時に、反対側の手も連動するように意識をして動かします。

すると、

片方しか使用していない時の動きとは別次元の動作になります。

何事においても同じです。

この力は、様々なスポーツでも応用されるものです。

テニスのラケットを振るとき、ラケットを持つ手と同じくらい反対側の手の動きが重要になります。

パンチを撃つときの、パンチを撃つ反対側の手の引き方。

両手を使うということは実際に使うことだけではなく、一見使っていないように見える方もしっかりと連動させて繋げていく。

これも意識だけで、変革するものです。

分かる人には分かるもの。

ご飯を食べるとき、片手だけで食べず両手を使ってと親から子に伝えたりすることがあると思います。

これも身体の一体化に繋がる大事なものだと思います。