モチベとはもちろんモチベーションのことであり、継続などを行う時に最大の難敵でもあります。その難敵の倒し方として可視化することを提案したいと思います。
- 著書「バカの壁」より
- Y=a X
- 大事なモノすらすり抜ける
- 物事をより鮮明に観る
著書「バカの壁」より
その著書の中で脳の中の係数について面白いところがありました。
脳の中の入出力について、
入力をX、
出力を Y、
aは現実の重み。
Y=a X
と表していました。
aは人の個性であり、興味がない時には0になったり原理主義となれば∞になったりするものことをいいます。
普段からアンテナを高くするためには、このaの値を高めておく必要があるなと思いました。
どんな分野にしても自分には関係があると思い【感度】を上げる。
それだからこそ、
初めてインプットが働きアウトプットに活きる。
興味があることですら、油断をするとこのaの部分が0になり大事な部分にも関わらずスルーしてしまう。
過去そんな事例は多々ありました。
重要だと何度も言われても、覚えない、又は記憶に残らない。
学生の頃のテストも同じでしたね(笑)
もちろん教える側の技量もありますが、受け取る側の心意気が問われます。
気持ちというフワッとした心意気ではなく、本当にそれを吸収しようとする強い意志。
我関せず。
他山の石。
関係ないと思い込まない、何事も。
大きなビジョンがあり、それを達成したいと思うならば全てが目的に繋がっていると強烈に思う。
それでもすり抜けてしまう不思議なモノ。
目的や夢を叶えている人と叶えていない人の違いとして、ここが強いか弱いかではないか。
そんな気がします。
応用として相手に何かを伝える時も、
出力(Y)を増やすのではなくaを増やす。
知識や技術だけを延々と入力させようとしてもaが0では意味がない。
興味や関心、そして情熱などの部分。
ここがキモのような気がします。
そして、
それは自らの意思でコントロール可能だと考えます。
毎日の日常を、観る視点を、
鮮明にさせるだけ。
何をしていてもです。
勉強だけではなく、
運動だけでもなく、
生活に関わる全て。
過去も現在も未来においても、
適応可能なモノ。
武術的な視点でいえば
余り詳しくは書けないが、
意図的にこのaの部分をあえて抜く。
もしくは限りなく0に近づける。
もしくは逆に∞に仕向ける。
そんなものばかりです。
思考をこんな風に公式で表現するなんてとても面白いものでした。
モヤがかかった霧がさっと晴れた気分。
aのコントロール。
楽しみな研究課題がまた一つ増えて嬉しい。