四月の風が吹きはじめると、世界が少しずつ動き出す気配を感じます。
草木が芽吹き、空気が緩み、心の奥にも静かな変化の兆しが生まれます。
春は「始まりの季節」と言われますが、ただ動くことが目的ではありません。
本当に大切なのは、どう動くか。そのために、どのように立つか。
わたしは姿勢家として、まずそこに意識を向けていただきたいと思っています。
自然の芽吹きも、目には見えない根の働きがあるからこそ実を結びます。
人も同じです。
表に現れる行動や言葉の前に、心と身体の“芯”が整っているかどうかが問われます。
姿勢を整えるというのは、ただ背筋を伸ばすことではありません。
自分の中心を見つめ、地に足をつけ、肚を据えて立つということです。
それがあってこそ、どのような変化の波が訪れても、流されずに自分の道を歩むことができます。
春は、何かを始めたくなる季節です。
しかし焦る必要はありません。
まずは深く呼吸をして、自分の姿勢を感じてみてください。
あなたの中に眠っていた“芽”が、自然と伸びたくなるのを待っているかもしれません。
芽吹きは、姿勢から始まります。
しなやかに、そして確かに立つところから、人生の新たな流れが生まれていくのです。
立芯《旅する姿勢家》
芽吹きの季節に、自分の姿勢を整え直したいと感じた方へ。
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あなたがご自身の“芯”とつながり、しなやかに立ち続ける春になりますように。
