何かに驚いたとき。
予定外の出来事が起きたとき。
心がざわついたとき。
そんな瞬間、あなたは深呼吸ができているでしょうか。
緊急事態というのは、突然やってきます。
そのとき、意識して深呼吸をしようとしても、
呼吸そのものが浅くなり、身体が硬くなっていることが多いのです。
わたしは姿勢を通じて、「呼吸の通る身体をつくる」ことを大切にしています。
それは、日常のすべての動作の中に、静かな深呼吸があること。
そして、非常時にもその“癖”が身体に残っていてくれるような状態です。
呼吸とは、精神の支えであり、身体の土台です。
だからこそ、呼吸が崩れるとすべてが崩れます。
緊急時でも深く呼吸できる人は、決して“強い人”ではありません。
「深呼吸が習慣になっている人」です。
何も起きていない平穏な時間にこそ、
呼吸を深める練習をしておく。
それが、その人の“平時の姿勢”をつくり、
非常時の“本当の力”を支えてくれます。
わたしもかつて、焦るとすぐ呼吸が乱れていました。
でも、立ち方を変え、呼吸の質を見直すことで、
少しずつ、どんな場面でも落ち着いていられるようになってきました。
緊張してもいい。動揺してもいい。
ただ、その中に「呼吸があるかどうか」で、あなたの行動や選択はまったく違ってくるのです。
だから今日もまた、何でもない時間に、一つ深く息をしてみてください。
そのひと呼吸が、未来の自分を守ってくれるかもしれません。
立芯《旅する姿勢家》
わたしの公式LINEでは、緊急時にもブレない身体づくりや、
日常で呼吸を整えるための小さな工夫をお届けしています。
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呼吸が変われば、心も身体も、いつでも戻れる場所になります。
