完璧主義という言葉があります。それ自体は悪くはありませんが完璧というものはこの世の中ではまず在り得ない状態だと考えます。
そこを目指すこと自体は間違いではないですが、そこに到達することは幻のようなものです。
ただただ到達したように感じるだけです。
似たような言葉で完成形もありますが、これも成長が止まりそこが終着点だとも言えます。
これでは面白くない。
そうならないためには未完成という状態を味わい尽くす、これにつきます。
野球をやるにあたりまずはルールブックを読み漁り大谷翔平のフォームを完璧に学び始めますか?
とりあえずルールを知らずともバットの持ち方やボールの投げ方も知らなくても野球を楽しむことは充分可能です。
事業を始めるにあたっても同じことが言えます。
ただこれらに共通する注意点としては、初めから致命傷を負わないようにすること。
これだけです。
事業をやり始め、様々な経営者と呼ばれる方々に会いましたがみな一様に未完成であることを自覚しつつもその状態に満足せずに向上心旺盛に突き進んでいました。
そしてこれはどのフェーズでも変わらないものだということも理解出来ました。
身体の世界と同じ。
掘っても掘っても底がない、だから面白い。
そしてその道が例え途上だとしても、8000日も進んでいればその間に得られたものは十分に価値があるものだと思います。
誰もが未完でそのまま死んでいく。
そこを理解すれば焦り、嫉妬、妬みなどのような感情は何処かにいってしまうでしょう。
反対に歓喜、平穏、探究心などを楽しむことが出来るでしょう。
完成してしまってはつまらない。いつまでも終わらない夏休みをこれからも楽しみたいと思います。
立芯《旅する姿勢家》
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