身体的自由

これからの伸びしろ

僕は誰にでも伸びしろがあると思っていますが、これは勿論自身にも言えることです。まだまだこれから。未来が待っていることは確定しているので、ただただ進み続けるだけだと考えます。

僕には死ぬ迄に

達成したい理想があります。

それは、今在る身体を100%活用し切ることです。

現在自身の身体を客観的に眺めてみて、完璧だと思ったことはありません。

これまで星の数ほどのこうした方が良いという発見をしてきました。

こう動かした方が心地良い、こう動かした方が楽に動けるというような身体の発見の数々。

それでもまだまだ使い切れていない部分があります。

使われていない部分もいくつも存在します。

その一つが足の小指。

靴が小さかったからなのか、生まれつきなのかそれはわかりませんが未だに足の小指が開きません。

意識しても動く気配がない(笑)

いつからこうなっていたのかは記憶にはなく、気付いたときにはこのような足になっていました。

時々、

足の指が全部開く人を見るととても羨ましく感じます。

最近ふとそこに意識が向きました。

そういや、そろそろ動くようにしたいなと思いました。

まず使ってない事実があったので、使用することが必須だろうと考えました。

使うとは?

立つとき、

歩くとき、

足の裏を平面として捉えていました。

重心の移動も漠然と前後左右に行ったり、指の力全体を使ったりしていた。

そこからさらに洞察します。

足の指が一本一本独立するように動かしたい。

そうすると、立った時や歩いた時の足の着き具合が大幅に変化しました。

前よりずっと心地良い。

そして、

今迄使ってなかった部分で歩くと最初は痛みが走りました。

ああ、何十年も使ってなかった部分だったのだなと感慨深くなりました。

しばらく経つと血行が良くなってきたのか、痛みもなくなり自然と歩けるようになったので、次は神経を通わす作業。

これはまだ途中ですが進化したときに身体全てがどう変わるかとても楽しみです。

こんな箇所がまだ無数にある身体。

ある意味では宝の宝庫。

全ての眠りを起こしたとき、どうなっていくのか。

想像しただけで、

笑みが溢れる。