身体が何らかの行動を起こすとき、特に意識をしなくても最善の動きを選択する様になること。これを身体の全自動化と呼んでいます。これ自体はとても便利なものなのですが、いかんせん言葉にすることが難しい。このことについて、その先が見えたので書いてみたいと思います。
全自動な身体。
オートマチック。
これは一旦身につけたなら、ほぼ勝手にそうなってしまうというモノになります。
僕の大和の姿勢講座では、2年でそうなるとお伝えしています。
そんな全自動な身体ですが、最近もう少しその性能を一段上げたいなと思い一旦その仕組みをマニュアル化してみました。
部分部分の最適化はやはりマニュアルの方が向いており、良い練習になります。
意識的に繋ぐことは中々に神経が擦り減ります。
しかし、身体にここまでの動きがあるのだと分からせる為にも一度負荷を高めて知らせることも必要。
そう考えます。
具体的にはエネルギーの通り道をあらかじめ想定して、その通りに身体を通りしていく。
表現方法は何でも良いのですが、トレースとも言えるし、自身の真似とも言えるかも知れません。
人の技を真似る時も、この流れだと真似やすいです。
それによって無いところからの回路を開発する。
そしてそこにエネルギーを通していって、身体操作に繋げる。
そんな楽しい作業。
いずれ途切れることなく流せる様になったら、またオートマチックに切り替える。
今はそれを楽しんでくれる仲間がいます。
まだまだ成長過程。
同じルートを通る仲間のためにも、しっかりと記憶して言語化出来るようにしたいと思います。
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