運動会シーズンなので元気な声が色んなところから聞こえてきます。ふとそんな姿を見てみると、元気な声が出ている子供は姿勢が良い。大人しいという子供は少し背が丸まっている。こんな気付きについて書いてみたいと思います。
元気を出せ!
良くも悪くもこんな風に呼びかけている風景を見ることがあります。
声を出せるのに出してない人にはそれも一つの掛け声ではありますが、それ以外に原因がある人に精神論だけ唱えても直には響かないと考えます。
ただ精神を変えれば身体が変わることもあるので一概には言えませんが、身体から変える方が楽だとは言えると提案します。
ここで言う元気を出せとは、大きな声を出せという意味ではありますが大きな声を出すには出せる身体を作ることが必要です。
作るといっても鍛えるとかそういう意味ではありません。
声が出やすい身体をその場で作る。
そんな感じでしょうか。
姿勢が整うことで、肺が解放されて息が深く入り、喉が圧迫されないことで負担のかからない声を出すことが出来る。
その状態を維持することが出来て初めて、元気のある大きな声が放出されると思います。
100人の人がいて、全員が同じ指導で同じ結果が出るとは限りません。
命が掛かれば、あるいはあり得るかも知れませんが普通は不可能に近いと思います。
そんな時、指導者の立場としては様々な角度から効果を出せる方法を紹介出来るようにしておきたいモノです。
精神論でダメなら肉体論。理論でダメなら、やって見せる。
良い姿勢とは?
声を出すとは?
元気な姿とは?
子供だってちゃんと見ています。
言ってくる先生が出来ていないのであれば、見本がない状態です。
何を真似すればよいか途方に暮れるでしょう。
少なくとも僕はそんな子供でした。
言っていることとやっていることが違うことなどお見通しです。
ある意味シビアではありますが、やって見せることが出来るならばこんな楽しいこともありません。
先の未来を示すことが出来るのですから。
どんなスポーツをするにしても、身体を動かすことがどれだけ気持ち良く、どれだけ楽しいことか一番最初に知ってもらいたいなと切に願います。
一生楽しむ身体を手に入れる。
競技にのめり込むのはその後で良い。
こんなことを広める仲間を募集しています^_^