人生100年時代の最適解をスポーツコーチングという視点からお伝えします。大切なものは『呼吸』『姿勢』『型』の3つから説明します。第2回では呼吸の仕方を先ずは知ってもらうところから始めたいと思います。
呼吸について深く考えたことはあるでしょうか?
記憶として残っているのは、長距離を走る時に吸って吸って吐くというような指導をされたことを覚えているくらいです。
これ自体が合っているか合っていないかは分かりませんが、あらゆるスポーツを行う上でとても大切なことがあります。
それは、
呼吸を止めない
ということです。
当たり前過ぎますか?
けれどもかなりの確率で止まっている人を見かけたことがあります。
特に多いのが緊急事態が発生した時、自然と呼吸が止まってしまいやすいです。
緊急事態といってもスポーツならよく起きる場面があります。
例えば、
力が均衡した状態、
不意打ちを喰らって驚いた時、
想定外のことが起きた時などなど。
人は思っている以上に息を呑んでその泥沼にハマってしまいます。
息を止めることはパフォーマンスが落ちるだけでなく、身体にも良くありません。
結論としては、
呼吸はどんな場面でも常に循環していることをお勧めします。
身体のパフォーマンスが良くなる他に、思考が止まらなくなります。
平常心とは呼吸で作ることが出来るのです。
また指導者として恐怖を与えることも、呼吸が止まってしまうことに直結するので良くありません。
そもそもそんな指導はどうかとは個人的には思いますが。
深く呼吸をしながら、
楽しく動きまわる。
どんなスポーツでも目指すべき理想的な姿です。
呼吸が浅い選手には伝えてあげて下さい。
もっと深く呼吸を行いましょうと。
そしてその深い呼吸が循環する様な意識と身体を共に作り上げましょう。
きっと結果もがらっと変わる大切なものです。
循環のさせ方が分からなければ、立芯道場でもお伝えしていますのでいつでも聞いてください。
次回は、
正しい姿勢とは?についてお話ししたいと思います。