健康的自由

リスクは向こうからもやってくる

ここでいうリスクとは前回とは違い、デンジャーの事を指します。危険は避けるべき事象の一つではありますが、避けれない危険も世の中にはあります。このような場合はどう対処すれば良いか考えてみたいと思います。

護身術という言葉があります。

大抵の場合は護身術というと殴りかかって来たらどうするとか、襲われたらどうするとかの対処法に目がいくと思います。

また、そんな技術よりも危険なところに近づかなければ良いという話もあります。

ただ長い人生において、無ければそれに越したことはないにしても緊急事態というものは不意に訪れる可能性は誰にでもあると思います。

自身が望もうとも望まなくともそれが起きる可能性はゼロではない。

そう思います。

ではどうするか?

一つは何が起きても平常心を失わないという心構えを普段から鍛錬しておくことをお勧めします。

身体を鍛えるとは違います。

様々な場面を想像して、緊急事態が起きた時を想定して自身がどう考えどう判断するのかのシミュレーションを行うのです。

もちろんそのままの出来事が起きるとは限らないことは百も承知です。

しかし、さまざまなシチュエーションをこなしていく中で考えるという習慣が生まれて育まれる。

そのことによって、何らかの事態が発生した時も思考停止するのではなく、自動的に考えて問題を解決に導く方へ頭が働くようになるでしょう。

目の前にライオンなどが急に現れた時、抵抗をすることなく完全停止する何とも言えない動物を見たことがあります。

あぁなってしまっては後は食べられるのみです。

緊急事態でも生殺与奪の権利を相手に渡すことは避けたいものの一つです。

暴れて足掻くのも、

一目散に逃げるのも、

話して仲良くなるのも、

その瞬間の選択次第。

そして、シュミレーションより効果のあるものは実践する事です。

ですが緊急事態は中々本番はありません。(国、地域、環境にもよりますが)

そして本番が多いからといって致命傷を負ってしまっては本末転倒です。

小さい経験からトライアンドエラーが最適解な気がします。

危険がない人生になれば素晴らしいです。

もし起きたとしても対処出来れば生き残ることが出来ます。

絶対来ると怯える毎日も、

絶対来ないと楽観し過ぎる毎日も、

極端な考え方よりも、

中庸を保つこと。

常に真ん中を歩いていく。

インビジブルシャフトにも繋がるこの考え方が僕は好きです。