僕が何かを習う時に特に重視することがあります。それは再現性です。これだけが全てという訳ではないですがかなり重要なファクターを占めているので、このことを書いてみたいと思います。
再現性といってもどの部分の再現性を重視するのか?
例えばその先生が超一流だったとします。
そうした時に見るのは、その周りの人もそれを再現出来ているかをよく見ます。
要は本当のことを伝える気があるのか?そして、本当にそれは伝えることが出来るのか?
これが学ぶ上でも重要な方向性だと考えています。
なぜならば、何年何十年習った先に実は伝え方は知らない、酷い時にはその先は無いと解っていてあるような雰囲気を醸し出す。
そんな世界も事実として存在するからです。
もちろんそれを見抜く眼というものも大事ですが、人としてという部分にも関わると思います。
一緒に探究しようは好きです。
ただここ迄続ければ手に入るよ(何人かに一人はね)というものは追い求める方向性として筋が悪いと考えます。
本気で伝えようと努力している人がやっぱり信頼を得られる世界であって欲しいと切に願います。
その場限りのお金目当てのようなものではなく、本当にやりたい事を行った対価として正当にいただく環境。
それこそがお互いに無理なく循環する、正常な世界だと感じます。
事象の再現を見た上で全てを学ぶ。
その環境に飛び込んでいく。
そういう人は1万人に1人いるかいないかくらいの確率だと思います。
だからこそ、
大切にされるし、全てを伝えることが出来ます。
再現性を創るには、より内観が必要です。
もしその作業を楽しめるのであれば、
誰でもどんな世界でも食べていけるのでないかと思います。