【二兎追うものは一兎も得ず】
そんなことわざがあります。
小さな頃からよく聞くことわざで、
基本的にはネガティブな意味合いで使われていたようなイメージがありました。
何事も一つに絞りなさい。
そうしなければ得れるものは結局なくなるよ、と。
どうしてもどちらか一つを選ばなければならない場面は確かにあります。
そんな時は、どちらかを自身の信念に基づいて決断しなければならない。
その時にはこのことわざが映えます。
しかし、
人生において、このことわざのようにだけで生きていけるか?というとそれはそれで甚だ疑問です。
やりたいこと、
好きなこと、
それが一つでない場合はどうしますか?
宗教観などは置いておいて、とりあえず人生は一度きりと定義します。
今生の人生では、
選択した片方のみとする。
本当にそれで後悔はないでしょうか?
一度きりの人生なので、
その片方だけという選択肢はぼくにはありません。
【やりたいことは全てやる。】
成功するかしないかは
まったく問題ではありません。
そもそも、
好きなことをするということは、
得ることや失うこととは意味が違うと認識しています。
やるかやらないか。
ただそれだけのこと。
一つに集中するということも時と場合によってはとてもいいことだと思います。
それに加えて、
やりたいことがあるならば我慢なんかせずにどんどんやればいいと思います。
体調を崩したり、
精神的に負荷が多過ぎたりしなければ、いくらでも増やせばいい。
増やしても増やしても負荷でないことが、本来好きなことではないかと個人的には思います。
また本質的なところをもっと掘り下げればその負荷そのものこそが幸せだったりもするかもしれません。
その行程が何よりの充実感を生むもの。
それを存分に楽しむ。
波が来る時は
だいたい時期が重なることが多いです。
片側だけ選んでいては
勿体ありません。
同時並行が通常運転。
やりたいと心底思ったことは全部やる。
その波が過ぎ去った時、
自分自身がどんなステージに上がっているか楽しみで仕方がありません^_^