何らかの競技を経験した人は、過去にもっと力を抜いてと一度は言われた事があるのでないでしょうか?力を抜くことにより身体にどの様な変化が起きているのか。それを書いてみたいと思います。
肩の力を抜く。
さまざまな場面で言われるアドバイスです。
他には首の力を抜く、手の力を抜く、背中の力を抜く、表情を柔らかくなどなど。
一体これらのアドバイスの先には何を求めているのか考えた事はあるでしょうか?
力がガチガチに入っているより、自然体で力がある程度抜けている方が動きが良くなる、早くなる、力強くなるという体験をした人も1人や2人ではないと思います。
完全に力を抜くと理論上は立てません(笑)
なので適度な力のみ活用して身体を動かすことになります。
この理由とは?
僕の個人的な感覚としては、部分的に力が入るとその部分のみが緊張して動作を行う様になります。
逆にある程度の力を抜くと、本来は繋がり合う部分と部分が連動する様になり、より大きなエネルギーを発生させる源になると考えます。
要は身体全身を繋げるために、余計な力を抜く。
これこそがアスリートが求める脱力を行う理由の一つなのではないでしょうか。
脱力すると達人技が使える。
脱力すると視野が広がる。
脱力するとスイングが良くなる。
脱力すると疲れにくくなる。
全ては身体が統一される結果だと考えます。
だとするならば、
その先は身体が最初から繋がっている状態を作っておけば良いのではないでしょうか。
それならば、偏った力が入りにくくなり常に脱力状態で大きな力が使える。
歳を重ねても疲れにくく、
筋肉が衰えてもエネルギーは衰えず、
性別に左右されることもなく、
そしてこの力を使える人は
まだまだ数が少ない。
そんな身体操作を伝える講座を行っています。
ご縁があればぜひ^_^