出し惜しみという言葉があります。いつか万全のタイミングが来るから物でも機会でも後にとっておくという癖はないでしょうか?僕もそんな気質がないとは言えませんでした。良いカードは常に取っておく、そして機会損失をする。こんな経験も一度や二度ではありません。ではどうすれば良いかという話をしたいと思います。
人は好きなことには、やればやるほどエネルギーを生み出します。
これは推測ではなく経験で得た感覚です。
子供の頃、好きなゲームが発売されると親に隠れて徹夜でやりそのまま学校に登校することもありました。
勉強はさておき、徹夜したからといって疲れることもなく眠くなることもなく早く帰って続きをやりたいとずっと考えていたものです。
けれども
好きではないことには、やればやるほどエネルギーが消費されてしまう。
だから好きではないことは疲れるし、良いアイデアが湧いてこないし、すぐ眠たくなります(笑)
これらの経験から、人が活動するためのエネルギーは有限であり無限でもあると結論付けました。
では人生という長いスパンで考えた時、どのように行動していけば良いエネルギーを循環していけるのか。
一つはやりたいことをやりたいだけやり続ける。
極めてシンプルですがこれが一番良いと思います。
しかし大人になり社会人として生きていればこれが一番難しいとも感じることもありますが…
話を戻します。
本来エネルギーを無限に沸かせる為には好きなことをやり続けることの他に、出し惜しみをせずに今この瞬間にあるモノは全部出し切るということもお勧めします。
全部出したら何も無くなるのではないかと不安になる人もいるかとは思いますが、全くもって大丈夫です。
世界のエネルギー総量はそんなモノではありません。
出さない事で滞ってしまうことの方が勿体無い気がしています。
全部出し切ることで、今の自分の全てを出す経験が出来る。成功しようと失敗しようとそのフィードバックを元に今までいたステージとは違ったステージに立つ事が出来る。それにより出会える人も変わる。そしてそれをただひたすらに繰り返す。
1ヶ月後、1年後、10年後、
その人がどうなっていくのか、想像すら出来ません。
逆にいつか本気を出すとやっていれば、そのままの地点で足踏みしているのと変わりません。
僕なら迷わず前者を選びたいと思います。
全部出した後は、「何も残らない」ではなく「更に増える」です。
加減をする人生にもそろそろ飽きてきました。
これからは今ココに全集中して生きていきたいと思います。