初期対応とは、何か問題等が発生した場合の最初の行動などを言います。そしてそこを疎かにすると大問題になりかねないとても大切な行動でもあります。このことについて話したいと思います。
初期対応とは、物事が起きたときにいち早く最初に対応することそんな意味でよく使うと思います。
意味合い的には初動の大切さというイメージですが、これはとても深いものだと捉えています。
例えば人付き合いにおいて、最初の対応で一生付き合うか二度と会うことがなくなるか決まるといっても過言ではありません。
タバコの消し忘れなど、歴史上そんな些細な理由で大火事になり亡くなっていった人もどれだけいるか。最初の時点でタバコを消してさえすれば問題がなかったにも関わらずです。
ビジネスの営業やクレーム対応なども、最初にこうしていたらという事例が山ほどあったりするだろうと思います。
そして、
身体の操作においても初動が全てを決めると言っても過言ではありません。
もう一つ踏み込むながら、
ことが起きてからの初動も大事ですがその初動を起こすための準備も備えておけば万全です。
逆に後手という言葉もあります。
後手とは相手に先を取られていること。
後手の話もまた深いのでそれはまた後ほど。
まずは初期対応。
相手があっての自分ではありますが、自分を保っていての相手ともいえます。
初期対応を間違うとどうなるか?
抽象的に言えば、ドツボに嵌るイメージ。
人間関係であっても身体の操作であってもです。
では、
初期対応はどのようにすれば上手くいくか。
一つの解答として思うことは流れに急には逆らわないこと。
意識や力でその流れを変えようとすると歪みが出来やすい。
流れが淀むからです。
ただ、
流れをそのままに放置することも相手の思うままになりコントロールが効かなくなり余りよろしくありません。
相手に気付かれずに、流れをほんの少しだけ誘導する。
それは、
雰囲気であり、話術であり、身体の技術でもあります。
流すだけでなく、受けて流す。
言葉でいえばこれだけ。
出会った瞬間、触れた瞬間、その刹那がキモになるもの。
体験すると一気に腑に落ちるものです。
ぜひ一度は体験してもらいたいと思っています。