相手と合わせて何かを行う時、人は自然と息を合わせるようにと伝える。自然に使っているこの言葉はとても深いものでもあり、理解して使用するのと、ただ言葉だけをなんとなく受け取っているのでは天と地の差がついてしまいます。このことについて書きたいと思います。
息を吸って、息を吐く。
これは動物であれば、日常行っているものであり自然と行っているものでもあります。
自身が息をしているのであれば、相手も息をしています。
当然です。
しかし、
相手のことを観なければいけない場面において、本当の意味で呼吸を見ている人がどれだけいるかは少し疑問です。
緊張などで視野が狭くなるなどの人は特に相手の呼吸をよく観ると良いです。
同じ人間だという事がよく観察出来ます。
ネガティブ思考の中に、自分だけが辛い苦しいと思い込んでしまいがちです。
客観的に見て、そうでないことは多々あります。
ただ自分自身が当事者になるとその思考は何処かに飛んでいきがちです。
息を合わせる。
呼吸を合わせることを意識して取り込んでいくと、味方の呼吸だけでなく、敵の呼吸も分かるようになっていきます。
あえて味方、敵と書きましたが、これも呼吸からの観点からみると敵味方などは存在しません。
呼吸をする動物がそこに在るだけです。
そう思うと気が楽にはなりませんか。
息を合わせる。
それはこちら側が合わしても良いし、相手を合わさせても良いし、どちらでも操作は可能です。
戦いでも、治療でも、呼吸を合わせることはとても大切です。
その為にも呼吸を循環させることが1番の近道になります。
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