わたしたちはいま、大きな転換期の只中にいます。
技術は加速度的に進化し、日常はますます便利になっていく。
けれどその一方で、どこか身体が置き去りにされているような違和感も、日に日に強まっています。
立つこと、座ること、呼吸すること。
かつては当たり前だった身体の営みが、
今や学び直さなければ思い出せない時代になりました。
わたしが大切にしているのは、古き良き日本の習慣。
中でも「姿勢」という文化は、日本人が本来持っていた美しさ、静けさ、そして芯の強さを象徴するものだと感じています。
姿勢とは、身体の形ではなく、在り方そのもの。
正しく整えられた姿勢には、争わずして場を整える力があります。
言葉以上に多くを伝え、立ち姿だけで信頼を生むことすらあります。
この感覚は、ただ効率やスピードを求めるだけでは育ちません。
ゆっくりと、丁寧に、自分の内側と向き合う時間の中でしか培えないものです。
だからこそ、いまこの転換期にこそ、
もう一度「身体の原点」に立ち返る必要があるのだと思います。
姿勢を整えるとは、
単に肩の位置を直すことでも、姿勢よく見せることでもありません。
それは、自分の中に眠る日本人としての静かな力を呼び覚ますこと。
古き良き習慣を現代に蘇らせ、未来につなげることでもあります。
わたしたちが受け継いできたものを、
もう一度、しっかりと手に取り直すときが来ているのではないでしょうか。
立芯《旅する姿勢家》
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変わっていく時代の中で、変わらない大切なものを、一緒に守り育てていきましょう。
