欲というものを悪いものとして捉えてはいませんか?欲というものは暴走するという悪い面もあれば、上手く飼い慣らすと途轍もない原動力になるという良い面もあります。このことについてお話ししたいと思います。
欲とは、何かを欲しいと思う心のことを指します。
食事を食べたい食欲や睡眠を取りたい睡眠欲などの極々普通な生理的なレベルのものから、社会的・愛他的な高次なもの
まで様々です。
欲が強過ぎて犯罪に関わるということも少なくはないので、欲というものが悪いものとして認知されやすいことも頷けます。
ただ欲がなければ、生命活動が進んでいかないことも事実。
欲を導くとは、欲をコントロールするとも言い換えれるでしょう。
モチベーションの源泉は欲そのものであり、強烈に求めるからこそ行動へ導かれると考えます。
それを欲求と言います。
欲が湧くことを、わざと抑えたりしない。
それは動物として自然なことであり、頭で考える外の話。
こうしたい、ああしたいという欲を現実社会に落とし込み流れを造る。
そんな感覚が研ぎ澄まされば、何かを始めるにも継続するにも無駄な努力は要らなくなると思います。
また一人で動くだけでなく、人間社会は集団で活動します。
これをまとめることは容易ではないことは皆知っていることでしょう。
ただ先程から話しているとおり、一人一人に必ずと言って良いほど欲はあります。
その欲を進むべき理想世界に向けて導けば良い。そう思います。
欲を導くとは欲との共存も意味しています。
何事も我慢はストレスが溜まります。欲も然りです。
どんな欲にしても、上手く飼い慣らし、循環させる。
そうすることで人を理解し、共に前に進める原動力を手に入れることが出来るでしょう。