何気ない動作一つ一つを丁寧に見つめ直すと、普段の動きの雑さが明確に出て来ます。丁寧に動く。このことについて話していきたいと思います。
身体を動かすときの気分や感覚。
その感覚が最近特に変化してきました。
一つ一つの動作がより丁寧になったという方が表現的にあっているかも知れません。
最終的には無や空が良いのでしょうが、まだまだその域には達することは出来ません。
ただ協調する。
といってもこれまでの感覚とはまるで違うものです。
これまでは、
相手との協調、自身の身体の協調などを意味して使用していました。
今は、
そこに在る空間と一体となるような感覚。
まるで自分は自然の一部。
異質な物質ではなく、そこに最初から在るものとして存在している。
そんな感覚。
または、
広い広い海の中で自由に動き回っているような感覚。
漂う感覚が心地良い。
しばらくは、
この域を漂ってみての気付きを待つ。
次はどんな感覚に浸れるのか。
楽しみは尽きません。