「よくそんなに続けられますね」
これまでに、何度となくかけられた言葉です。
でも、わたしにとって「続けること」は、決して努力や根性の話ではありません。
それは、呼吸のようなものであり、日々の一部なのです。
姿勢を毎日整えることも、立つことも、歩くことも。
それらは“意識して頑張る”のではなく、自然とそこに向かってしまう──そんな感覚に近いのかもしれません。
継続が難しい社会だと、よく言われます。
選択肢が多すぎて、目移りする時代。
情報があふれ、自分の感覚すら見失いがちになる時代。
だからこそ、多くの人にとって「継続」は、とてもハードルの高いものになっているのかもしれません。
でも本来、継続とはもっと“静かでやさしい営み”であるはずです。
毎朝、起きて呼吸するように。
日々の中で、自分に立ち返る時間を持つように。
誰に見られていなくても、記録に残らなくても、ただ「在るべき自分」に触れ続けること。
それが、わたしにとっての「道」であり、道が道として深まっていく唯一の方法だと感じています。
型や技が上達することも大切ですが、
それ以上に、「続けられる身体と心」を持つこと。
それがあるからこそ、道は形だけで終わらず、深く、豊かに、広がっていきます。
続けることは、才能ではありません。
続けられるような“整え方”があるということ。
そしてそれを伝えていくのが、わたしの役割だと思っています。
立芯《旅する姿勢家》
わたしの公式LINEでは、「継続できる身体」と「やさしく続く道づくり」のヒントをお届けしています。
呼吸するように学びを続けたい方、ぶれずに歩む力を育てたい方は、ぜひご登録ください。
極めることは特別なことではありません。
続けることが、すでに“極まりの道”のはじまりです。
