2003年頃に書いた稽古手帳にタイトルのようなことが書いてありました。20年以上経った今、この時の大発見は的確に的を得ています。今回はこのことについて書きたいと思います。
20年前のことなので、どういう経緯で発見したのかは全く覚えてはいません。
ですが20年前の僕は確かにその本質を掴んでいたようです。
力が全盛期のあの時期に、脱力するという矛盾。
その意味を重力に逆らわないと捉えていることは我ながら素晴らしい。
もう少し言葉を足すとすれば、脱力をすることでより重力を利用する事が出来る。
更に言えば、重力の他に慣性の法則や遠心力なども脱力により使えるようになります。
だからこそ、脱力とは得難い能力なのだと思います。
ただそのチカラを使えるという実体験がなければ、脱力をする意味が分かりにくいと思います。
まずは脱力を使った身体操作を体験してもらう。
そこからその能力を得るか得ないかは各自の選択をすれば良いと考えます。
武術にはそんな世界が存在するということをこれからも伝え続けていきたいと思います。
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