様々なスポーツに携わるアスリートにとって「膝を柔らかく使え」とは一度は言われたことがあるのではないでしょうか。このことについてすぐに使えるコツを書いてみたいと思います。
膝を固めて真っ直ぐにしていては、良いパフォーマンスは生まれません。
生まれるとしたら膝神(芸人の村上さん)くらいかも(笑)
それはともかく、
膝が固いと言われて分かりましたと膝をより動かしてもそれは膝を柔らかく使うことにはなりません。
柔らかくということはより動かすという意味ではなく、それでは反応が変わるわけでもより飛べるようになる訳でもありません。
膝を動かす要素が含まれる、
全方位的な筋などが適度な緊張状態になり思い通りに膝のバネが使える状態が望ましいと考えます。
センスがある人は、遊びの中で自然に行っていたり、競技を行う上で独特の感覚に気付いたりするでしょう。
しかし、
これは誰にでも出来るものです。
また膝を柔らかくとは、物理的に色々と動くこととも違います。
外からはあまり動いていないように見えても身体の中では自由自在に動いている状態。
それは、知っていればそうするし、知らなければ一生知らないで終わるかもしれないコツです。
周りの必要な緊張は途切れず、自由に膝を使える身体にする方法。
それは
芯を通して立つときと同じ動作。
【踵を皮一枚分浮かす】
言葉で正確に言うならば、上げているというより、下げている途中で浮かして止めている感覚です。
ふくらはぎの筋力で上げることとは違います。
その感覚が習慣化されれば、腰の高さが安定してくるようになります。
膝が柔らかく使えると、あらゆる動作が滑らかに動けるようになるでしょう。