身体的自由

行住座臥稽古の本来の意味、私見

行住座臥という言葉があります。その意味は歩き、止まり、座り、臥す、おおよそ日常の振る舞いのことをいいます。その振る舞い全てが稽古という意味を話したいと思います。

行住坐臥、要は日常の全て。

武道の世界では稀に聞く言葉です。

おおよそは、

常日頃から戦いに備えそして鍛え続けることとしての意味合いが強い様に思います。

常に気を張る。

そんなことが出来る人が果たしてどれくらいいるでしょうか。

道場の中ぐらいでならまだ分かります。

プライベートゾーンで、

食事中も、

買い物中も、

デート中も、

そして寝る時においてさえ、

気を緩めずに生きていくことは通常厳しいと思います。

そうなると

何事においても稽古(練習)時間は、週に何回かの数時間のみ。

ということになります。

仮に週に2度一回1時間のお稽古毎として、月に8時間、年に換算すると96時間。

1日24時間365日で8760時間。

その内の96時間とすると、約1%。

自分の好きなことを

自分の人生の中で1%しかしない

ちょっともったいないと感じるのは僕だけでしょうか(笑)

ある時からこれを50%から60%に引き上げられるようになりました。

謙遜するとこれくらい。

考え方次第では、100%近くもなる方法があります。

普通を変える。

日常を変える。

素の自分に還る。

立芯道場ではこんな方法も伝えていきたいと思います。