身体的自由

身体向上の道しるべ つづき

前回の身体向上の道しるべからの続きで、自分の主軸は自分の身体であるということをもう少し詳しく書きたいと思います。

自分の主軸は身体という意味とは。

身体のことに関してのきっかけがあれば一旦それを全て受け入れます。

その後、自分の身体に正しいか正しくないかを問い掛けてみます。

静かに自分の身体の中を覗き込むようなイメージ。

違う表現をするならば、心地良いか心地良くないかを感じ取る作業。

一部分が変化すると他の各部位にどのような影響があるのかを丁寧に探る。

これは静かにゆっくりと探らなければ非常に分かりにくい部分であると考えます。

動きながら繊細な違いを見つけることは中々に難しいことです。

だからこそ贅沢にジッと立つ。

動かないという表現は正確ではありません。

動いていないように見えるだけで、身体の中では大いに動いているからです。

それは意識とも言えるし、物理的な筋や神経の動きとも言えます。

身体の隅々と会話をする。

立ち続けるということは、そのままで道しるべになります。

そういえば、

立つ上で大事なことがもう一つ。

【気分】

途轍もなく良いことがあった時の身体と、絶望的なことがあった時の身体の違い。

その時の心持ち。

違うということは、本能的には理解出来ると思います。

それを人為的に操作します。

気分が良い時の身体を見つけて、いつでもその状態に出来るようにすることが出来れば最高だと思いませんか?

当たり前のことすぎて、している事すら忘れていた大事な部分。

アウトプットをするとそういう事も思い出すためとてもいい稽古になります。

気分をコントロールする。

それが身体に現れる。

だからこそ、

楽しそうな人。

悲しんでいる人。

興奮している人。

それらがなんとなく雰囲気で伝わるのだと思います。

であるならば、

強くなりたければ強い人の気分に。

楽しくなりたければ楽しい人の気分に。

ただそうなればいい。

そういう身体にすればいいだけ。

思い出すだけで楽しくなるもの。

いつでもそれを身体で表現する。