身体が錆びるという表現は、身体を動かさないことへの喩えとして秀逸だな感じます。歳を取れば身体が動かなくなる。本当にそうなのか?動かさなかったからではないのか?このことについて書いていこうと思います。
身体の構造を車で例えると説明しやすくなります。
どんな高性能の車でも、動かさず放置していればいずれ部品が錆びて動きが悪くなるでしょう。
車内の主要部分を通るオイルや燃料も定期的に交換しなければ腐ってしまう。
人の身体も同じこと。
日常から運動を行うことが少ないとオイルや燃料の代わりに血流が滞ります。
滞った状態で、急に動き始めても流れの効率が悪いので慣らすまでとても時間が掛かります。
そして疲れを排出することにも影響が出ることは明白です。
車でなくとも大半の機器、そして人間も同じことですが程良く動かすことは全体を活性化することに繋がります。
気をつけることは、動かし続けることが肝です。
なぜなら習慣化していることは毎日自然と行われる。
動かない習慣をつけてしまうと、動き始めがとても大変になります。
身体の錆をとる運動は精神的にも健康になる作用があります。
あくまで個人的な感覚ですが、スポーツ後のスッキリする感覚は何とも言えません。
社会人になると、運動をする機会がグンと減ることが多いと思われます。
0ではなく、徐々にでも身体を動かし続け循環を意識する。
良い循環が生まれればそれはずっと継続します。
その先に目指すべき強さがあると僕は信じています。