自分も含めて自身のことをどれだけ理解しているでしょうか?新しいことには目が向きやすいですが、今まであったモノには中々目が向きにくいという性質があります。既にあったものが実は宝物だったとしたら?そんな所に注目してみたいと思います。
世の中には、努力を積み重ねて向上していくものと、今あるものをより上手く使って向上するものの2種類があると考えます。
今回はお話ししたいことは、後者の今あるものを上手く使うについてです。
今あるものの最たるものとして、自分自身の身体があります。
この身体を100パーセント使い切れていると思っていますか?
この身体は特に意識をしなくても生活する中で動いてくれますし、内臓なんかも無意識で働いてくれています。
新しいスポーツをするにしても、きちんと順応してしばらくすれば自然に良い動きも出来るようになってきます。
この自然に、というところがポイントです。
技術を教わり身体がその技術を覚える。
技術を覚えれば覚えるほど優位に立ちそうな気がします。
しかしどの世界、どの分野でもそうですが同じ技術を習ったとしても個人差が生まれることには疑いはないでしょう。
この個人差は何かというと、自身の身体をどれだけ知って活用しているか。
そこの差だと考えます。
僕の感覚値では身体の10パーセントも理解出来ていないと感じています。
なぜならば何十年と身体を探っていはいますが、未だに次から次へと知らなかったことが出て来るからです。
その発見する何から何まで、元々この身体に備わっている機能です。
すでに在るのに知らないもの。
一生かけても全ては知り得ないのだろうなと最近ではある意味悟りのような境地すら覚えます(笑)
だからこそ探求しがいがあり、
だからこそこの身体は面白い。
外に良いものを探しにいくだけでなく、
この身をより深く知る。
ただそれだけで
身体が前より10パーセント使える様になれば、全てのパフォーマンスが10パーセント上がる。
これは凄いことだと思います。
今迄やってきたことを何一つ否定することなく、この身体を知り得た分だけ向上します。
元々持っている自身の身体に目を向けてはどうですか?という提案です。
これ迄は陽の当たらないところにあった宝物は探すことによって陽が当たるようになります。
では、
陽の当て方は?
立芯道場ではその答えの一つを皆さんにお伝えしています^_^