忙しい毎日の中で、疲れを感じるのは当たり前のことです。
けれど、その疲れに気づかないふりをしたり、後回しにしてしまったりすることは、少なくありません。
気づけば、いつの間にか身体も心も重たくなり、呼吸も浅くなっている。
そんな状態に、知らず知らずのうちになってしまうことがあります。
わたしが武術や姿勢の世界に身を置いて学んだのは、
疲れを“ためない”ことの大切さです。
それは「疲れない身体をつくる」ということではなく、
疲れに早く気づき、静かに手放していく感覚を養うことです。
疲れは、悪いものではありません。
生きていれば自然と溜まっていくもの。
問題は、それを放置して、身体の奥に沈めてしまうことです。
たとえば、立つという動作ひとつにも、疲れを流す工夫があります。
力まずに立つ。呼吸とともに立つ。
ただそれだけで、からだの内側が少しずつ緩み、溜まっていたものが動き出していきます。
日々の疲れは、小さなうちにほどいていくことが大切です。
こまめに整え、こまめに緩め、こまめに深呼吸をする。
その積み重ねが、自分を守る“芯”を育ててくれます。
がんばらなくてもいい。
疲れを感じたときは、そのままの自分に気づいて、やさしく立ち直ればいいのです。
あなたの疲れが、今日少しでも軽くなりますように。
わたしはこれからも、そんな姿勢のあり方をお伝えしていきます。
立芯《旅する姿勢家》
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あなたの日常が、少しでもやわらかく、しなやかに流れていきますように。
