「続けられるなんて、すごいですね」
そう言われることが、これまで何度もありました。
でも、わたしは思います。
続けることは、特別な才能ではありません。
むしろ、「続けられない」と悩んでいる人ほど、本当は繊細で、真面目で、感受性が豊かな人が多いように感じます。
その分、まわりの目を気にしてしまったり、結果を急いでしまったりして、
心が疲れて、やめざるを得なくなるだけなのかもしれません。
わたしは姿勢を整える稽古を、もう8000日以上続けています。
けれど、特別な意志があったわけではありません。
ただ、立ちたかった。
ただ、自分を取り戻す時間が欲しかった。
その繰り返しが、結果として「続いてきた」だけなのです。
だから、「続けられない」と落ち込む必要はありません。
コツは、続けるためにがんばらないことです。
疲れている日は、ほんの一呼吸だけでもいい。
立てない日は、立とうと思うだけでもいい。
完璧を目指さず、「今の自分にできること」を見つけ続けること。
それが、長く続く道になります。
続けるというのは、意志ではなく、環境とリズムです。
そして何より、身体が無理なく続けられる状態にあること。
姿勢を整えるというのは、実は「続けられる身体」を育てることでもあるのです。
今日からは、才能がないと責める代わりに、
「やりやすく整えること」に目を向けてみてください。
それが、あなた自身の“芯”を立て直す第一歩になります。
立芯《旅する姿勢家》
わたしの公式LINEでは、継続に悩む方のために、身体から整えるヒントや日々を静かに続けていくコツをお届けしています。
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続けることに才能はいりません。
必要なのは、ほんの少しの整える知恵だけです。
