小さい頃からよく言われる言葉の一つに「背筋を伸ばせ」というものがあります。
姿勢を気にする方々にとってはよく使うものであり、その本質について考えたことがある人はどれだけいるでしょうか。
この言葉、そしてこの言葉が意味するところを姿勢家目線からみると間違いだらけと言わざるを得ません。
背筋(せすじ)伸ばすというと誰もが行う動作として、腰を反って胸を張るようにします。
この言葉をよく言われる場面としては子供が背中が丸くなっていたり曲がっていた時が多いと感じます。
その結果先のピンっと直立不動のような姿勢になり息苦しさ満載の一般的には良い姿勢?と呼ばれる姿勢になります。
しかし気がつけば元に戻っていませんか?
その理由は簡単でその姿勢自体が不自然であり疲れるものだからです。
本来なぜ姿勢を良くしたいのかといえば、それが楽であり、呼吸が深くなり、余計な力が抜けて日常生活が軽やかに送れるようになるからではありませんか?
それが現代では外見上だらしがないからとか、みんながそう言っているからなど本来の姿勢の意味を見失っていると感じます。
姿勢とは全てが健康に繋がるものであり、一部の言葉に偏らないことを推奨します。
背筋を伸ばせに対抗する言葉を創るとしたら、背中を丸めて胸を起こすそんなところでしょうか。
実技も踏まえて本当に心地よい姿勢をこれからも伝えていきたいと思います。
立芯《旅する姿勢家》
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あなたの姿勢が、今日の健康を支え、明日のいのちを守ってくれますように。
