何かに向かって努力する時、わたしたちはつい「結果」にばかり意識を向けてしまいがちです。
目標達成した時の喜びや、ゴールにたどり着いた時の安堵。
それも確かに、努力の大きな原動力となります。
しかし、本当に大切なことは、その過程の中にこそ隠されているのかもしれません。
わたしが提唱する「一日一立(いちにちひとたち)」という教えも、まさにその過程を楽しむためのものです。
何時間も立ち続けること自体が目的ではなく、その中で自分の身体や心、そして「肚(はら)」と向き合う時間そのものが、最も価値のあることだと考えています。
過程を楽しむとは、決して結果を軽んじることではありません。
むしろ、一つひとつの小さな変化や気づきを大切にすることで、わたしたちの内側は豊かになっていきます。
そうして過程を心から楽しめるようになると、たとえ思うような結果が出なかったとしても、その経験から得た学びや、成長した自分自身が、確かな財産として残るのです。
人生は、結果だけを追い求める短い旅ではありません。
一日一日の積み重ね、その過程そのものが、あなたの人生の物語を紡いでいます。
今日から、その物語を、心から楽しんでみませんか。
立芯《旅する姿勢家》
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