もしあなたが、この世に生を受けた目的を、ただ一つの問いに凝縮できるとしたら、それは「自分の命を何に使うのか」ではないでしょうか。
この問いは、生きる道に迷った時、あなたの心に静かに、しかし力強く響いてきます。
この問いに答えるためには、まず、ご自身の内側にある声に耳を澄ませる必要があります。
わたしが提唱する「一日一立(いちにちひとたち)」は、まさにそのための静かな時間です。
ただまっすぐに立ち、呼吸を整え、思考のざわめきから離れて、ご自身の「肚(はら)」を感じる。そうすることで、本当に大切なことや、心からやりたいことが、内側から湧き上がってくるのです。
自分の命を使うということは、他者から与えられた役割を演じることではありません。
それは、ご自身の「肚」に宿る声に従い、この世にあなたという存在が花開くことそのものです。
その花が、どのような色や形であっても構いません。
大切なのは、その命を、心から納得できる使い方をすること。
「一日一立」というたゆまぬ稽古は、結果として、8100日以上という歳月をかけて、わたしの人生を豊かにしてきました。そして、この稽古から得た智慧を、あなたに伝えるために、わたしは命を使っています。
さあ、今日から、その問いを胸に、一日一立の時間を持ってみませんか。そうして見つけた答えは、あなたの人生を、より深く、より豊かなものへと導いてくれるでしょう。
立芯《旅する姿勢家》
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