物事に集中できない人の多くは、あれもやらなければいけない、これもやらなければいけないと多くのタスクを抱えがちです。
そしてそのタスクを行き当たりばったりで行うため、結局は全体が滞るという事態が起きてしまいます。
では、どうすればそうならないか?
それは、全体把握をした上で、今一番重要なところから遂行していくことがベストです。
例えば東大に受験するとします。合格が目的だとして、まず現時点で受験資格があるかどうかを確認する。次に試験に出る範囲や合格点がどの辺りかを調べる。その上で、足りないところやいけそうなところはどの教科なのかを把握する。最近受験で合格した人を探し、傾向と対策を伺うなど、やる事は山積みです。
その中で合格するために必要なものを、必要な順に行動していくことが、何よりも最短の道筋になります。漠然と勉強を始めたとしても、成果に辿り着くには時間が掛かります。全体把握からの今一番必要なものから行なっていくことが、成果に直結する正しい道のりです。
これは、人生の在り方においても全く同じです。
わたしたちの生き方において、今一番大切なことは何でしょうか。
それは、目の前のタスクを片付けることではなく、「肚(はら)」という羅針盤を整えることです。
多くのタスクに追われている時ほど、一度立ち止まり、自分の「肚」に問いかけてください。本当に今、この瞬間にすべきことは何なのか。その答えは、あなたの内側から湧き上がってくるでしょう。
わたしの「一日一立」の稽古は、まさにこの「今、一番大切なこと」を見つけ、ブレずに実行するための集中力の土台を築きます。軸が定まれば、優先順位も自ずと定まるのです。
立芯《旅する姿勢家》
◎立芯の公式LINEでは、「1日1立」を暮らしに取り入れるヒントや、静かな時間を育てるための考え方をお届けしています。
あなたの日常が、少しでも深く、芯のあるものになりますように。
ぜひこちらからご登録ください。
立芯の公式LINEはこちら
https://utage-system.com/line/open/plHHp6JPJn3m?mtid=K9XNld7RWG5D
◎立芯の初出版電子書籍
「世界一やさしい姿勢の極め方」
↓Amazon直リンク↓
