0から1にする練習と、1から更に増やす練習には大きな違いがあると考えています。
例えば運動的な何かを覚えようとするときは、
出来ないことが0。
出来るようになることが1。
そこから上達することが1より大きい数値。
此処での最初の難関は、0から1にすること。
ここに関しては、誰か一人でも出来るということを知ることが良いと思います。
出来るという事実、視覚的なイメージ、感覚の共有など。
そのような体験を経ることにより、0から1にすることが出来ます。
出来る方からは、自身を分解していき
その一つ一つを相手に伝える。
出来ない方からは、色々と試しながら今までやったことがないことに挑戦して何かを得るようにする。
昔気質な職人の世界などは、出来る方の分解するという風習が少ないように感じてきました。
よくある
見て盗め的な世界のことです。
自分で見つけろとも言われてきました。
その世界はその世界で、自分で考え行動する力がなければ先に進めず、進んだ先には自立するという大きな力が身につくと思います。
しかし、
その途中には長く辛い時期もあったりします。
進んでいる実感がなく、途中で断念してしまう問題も多く含むと思います。
それが、個人的に少し勿体ないなと思うところ。
興味があり、意欲があるその良い状態の時に良いものをすぐ手渡し楽しんでもらいたい。
先程自立する力がと書いたが、良い状態が楽しく習慣化すればそれは自然と自ら高め始めると思っています。
だからすぐに教えることも問題ないと考えます。
そして、出来る側も伝える力を鍛えるためにすぐ会得出来るように考えることをお勧めします。
より広い意味でお互いが成長する。
一方的な関係より、
このwin-winの関係の方が好きかも知れない^_^