現段階の結論から言いますと100%はまだ無理ですが、確率は高めることは可能かなといったところです。だからどうだという話ではありませんがどうしたらその確率が上がるかを書いてみたいと思います。
ZONEとは、極度の集中力と非常に高いパフォーマンスを発揮する状態のことをいいます。
アスリートなどが、時々その状態に入るなど聞いたことがあるのではないでしょうか。
その状態を言葉で表すと、
全く疲労感がない
宙に浮いているような感じ
無意識で直感的
視野が異常に拡がる
自動的に動作を行った感じ
時間がゆっくり止まったように感じる
等々。
人によって感じ方は様々なのでしょう。
青年期、
今考えればその様な状態になることが
いくつもありました。
例えば、野球の試合中。
バッターとして打席に立ち、ボールを打とうとする。投げるボールの軌道が
なぜかはっきりと見え、バットを振ればホームラン。
例えば、サッカーの試合中。
ゴールキーパーをしていて、どんな場面でもシュートを打ってくるコースがなんとなく分かる。人から聞いた話によると相手が蹴る前には動いていたらしい。
例えば、空手の組手の最中。
相手の攻撃が自分に触れもせず、軽く出す自分の攻撃が面白いように当たる。
いつでもそれが発揮出来るわけではなく、不意にその状態になる。
気付いたらZONEに入っている。後から考えたらそうだったのかも。
この感覚は今でも時々訪れます。
極度の集中状態。
周りの雑音が消え、視野が異常に広くなり、次の動作が考えることなくスムーズに動き、相手のことがよく見えるようになる。
勉強でいえば、気付いたら何時間も経っていたというような中身の濃い時間。
以前はそういう時もあるだろう。と特に深く掘り下げはしませんでした。
しかしふと、
必要な時に必要なだけ使える方法はないだろうかと思うようになりました。
どうしようもない危機的状況になれば人は自然と発動することを知っています。
【火事場の馬鹿力】
それを人為的に使いこなせるようになったとしたら。
精神と肉体がブレなく一致する状態。
間違いなく自身を100%近く使いきっている充実感。
本来持っている可能性。
最近では、
一つのことを無心になるまで繰り返していると時間と疲れを忘れてしまう瞬間があります。
心身の体調が整っていて、変な心配事などが何も無いときが入りやすい。
かと思えば、
どんな環境でも全てを忘れてZONEに
入る場面もあります。
その確率を上げるためには
心身を整えておくこと。
そして
一つのことに集中する環境を人為的に作り出すこと。
この2つが今のところ再現性を高めるものかと考えます。
ただ、
問いは問いとして覚えておくことも大切かなと思っています。
いつかまた様々な角度での解答を得れる日が楽しみで仕方がありません。