「ウェルビーイング」という言葉を、最近よく耳にするようになりました。
直訳すれば「良く在ること」──心も体も社会的にも満たされた状態を意味します。
この言葉に初めて出会ったとき、わたしは不思議な感覚に包まれました。
それはまるで、自分がずっと追い求めてきたものに、ようやく名前がついたような気がしたからです。
わたしが「旅する姿勢家」として活動しているのは、単に姿勢を整えるためではありません。
本質的には、人が“本来の自分に還ること”をお手伝いしたいからです。
誰かになろうとするのではなく、
何かを背負いすぎるのでもなく、
自分の重心で立ち、呼吸を深くして、
その人らしい在り方で静かに生きていく。
それこそが、わたしにとっての「ウェルビーイング」でした。
身体が整えば、心は穏やかになります。
心が穏やかになれば、人と優しく関われます。
人と優しく関われば、社会もまた静かに変わっていきます。
それをずっと信じて、旅するように稽古を続けてきました。
そして今、世界中でこの「ウェルビーイング」という価値観が広がり始めている。
わたしが目指していた世界と、世界が目指し始めた方向が重なっていく。
そんな偶然のような必然に、深い運命を感じずにはいられません。
わたしはこれからも、“姿勢”という入り口から、その人自身のウェルビーイングを静かに支えていきたいと思います。
それは、特別な方法ではありません。
むしろ、とても地味で、日常的で、誰もができることばかりです。
ただ「立つ」こと。
ただ「呼吸する」こと。
ただ「今、ここに在る」こと。
それがすでに、満たされた生き方への第一歩なのだと思っています。
立芯《旅する姿勢家》
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世界が変わる前に、まずわたしが整う。
そんな静かな革命を、共に育てていきましょう。
