ある店の服を購入しようと思い、ネットショップの画像を見てかなり驚いた話をしたいと思います。
服を着た顔が写っていないモデルさんの写真なのですが、姿勢がかなり良くありませんでした(笑)
簡単に言えば、
顎が出て、
猫背で、
腹が出ている姿勢。
太いわけでもなくスラットした細形の体型の人ではありましたが、この姿勢で着た服は全てが映えてみえません。
これは本当に勿体ないと思いました。
特に専門家でなくとも、この不自然な雰囲気は画面から伝播するでしょう。おそらくは売り上げにも多少は影響しているのではないかなと個人的には思っています。
その会社に一人でも、その写真を観てこれでは画像を観た人がいい服だと思わないのではないかと言う人はいないのでしょうか。
もちろんこの会社の話だけではなく、様々な人の写真などでもそれは同じです。
もっといえば、
彫刻や絵でもバランスという視点から見ると違和感があったりする場合も多々あります。
これをもし観て分からないというならば、逆に人本来の姿勢とはこうした方が心地良いという分かる人を育てることが仕事になるような気がしました。
姿勢を伝える人、
姿勢家とでも呼びますか。
姿勢が良い人は、
美しく強さに溢れています。
心は晴れやかに、
身体に無理がなく遊びも十分です。
気持ちと身体は一心同体。
どう隠したとしても表面上に出てくるもの。
それをどう取り繕っても、バレてしまうもの。
かっこいい人は何を着ても格好いい。
綺麗な人が何を着ても綺麗。
着こなしと表現するもの。
体型などがよく目立ちますが、個人的には姿勢が一番のポイントなのではないかと考えます。
だからといって、自身がなんでも着こなしているかといえばそれはそれで甚だ疑問ではありますが、姿勢を観る眼だけは自信があります。