任意に軸を創る、それは人類達人化計画という活動の中の一つ「インビジブルシャフト」のことを指します。これを伝える時の立芯Risshinの高いテンションを一度は体験してもらいたいと密か(笑)に思っています。
スポーツなどを教わる時、一度は軸を大切にするようなことを教わったことがあるのではないでしょうか。
身体の中の軸、中心をしっかり回すという意味で使われることが多い言葉ですが、ここで言う軸とは身体の中に作らないという意味のことを指します。
正確には、軸という概念を自分の外に創るということ。
では何処につくるのか?
それは創ろうと思えば何処にでも創ることが出来ます。
自身の前にでも、後ろにでも横でも斜めでも。
外見上分かりやすい例としては、2人で踊るダンスでお互いが回る動作。
そこには個人個人の軸では回っていないことが一目で分かると思います。
個人の軸で回すと、ジャイアントスイングになるからです(笑)それでは踊りになりません。
あの調和の取れた感覚を一人でもつくる。
表現を変えれば、空間にある軸をあると思って意識する。
存在を知り、あると信じる。
これだけを書けば、非常に抽象的なものですが体感すれば殆どの人があぁこれかと思うでしょう。
つくづく稽古とは、
身体を鍛えるだけではないと感心します。
出来ないことを出来るようにする。
思考を拡げるだけ拡げる。
それだけで、相手とは違うステージに立てます。
知らない技術というものは、相手には見えないもの。
その応用範囲は、護身などの闘いだけではなく日常生活の多岐にまで渡り活用出来ます。