何かを0から始めようとする時、どの様に始めるでしょうか。個人的な物事の始め方を書いてみたいと思います。
ある人は部分から始めて徐々に範囲を拡げていき、ある人は全体を把握してから薄く広くから始める。
やり方は人の数だけあり、向き不向きなども関係してくるでしょう。
その中で何事も始める時に、分からないものを分からないまま進むよりは、まず全体把握をすることをお勧めしたいと思います。
この物事の進め方の利点は、ゴールがハッキリと見えることです。
僕はゴールが見えないものに対して、あまり意欲が湧いてきません(笑)
そのため、何か興味があることが出来たならそのことについて鬼の様に調べるところから始めます。
それこそ、本、ネット、リアルに人に聞くなどを行い、教えてくれる人がいるならば直接会いに行ったりも1度や2度ではありません。
目指したいゴールがハッキリと見えて、その大まかな(※これが大事です)道筋を見える様になるまで突き詰め、納得した上でその道を初めて歩み始めます。
なぜこの様に慎重になったのか?
それは過去の経験が起因します。
どんな未来が待っているのか分からないまま、突っ走った青春時代。
その先には理想とする道はありませんでした。
何かがあるのではないかという希望的観測は、見事なまでに打ち砕かれました。
周りが悪い訳では決してありません。
僕自身が時間の大切さ、調べることの大切さ、素直に自分を出せないという弱さが他人軸で人生を歩むということを行い続けていたと今なら分かります。
自分自身の脚でしっかりと自立して、何かを始めようとした時物事がハッキリ見える様になりました。
その先の未来には崖しかないかも知れない。
僕について来てくれる仲間を危険に晒すわけにもいかないので、否が応でも敏感になります。
石橋を叩いて渡るという諺がありますが、様々な角度で散々叩きまくったあとにさらに慎重に渡る。
橋が割れたら死ぬと仮定したならば、そうならざるを得ません。
先ずは全体を把握する。
安全だと分かったら迷わず飛び込んで前に進む。
この時間、この期間が短ければ短いほど判断が早くなります。
それも一つの鍛錬と考え一生続けていきたいと思います。