身体的自由

動作と動作の間を繋ぐ

身体操作を伝えるにあたり、見えないものを見える様にすることは楽しみの一つになります。その中の一つ、動作と動作を繋ぐということについて書いてみたいと思います。

普通は一つの動作を行ったら、それが終了してから次の動作に移ります。

何かをしながら違うことをすることを、あまり良しとしない風潮があるような気がします。

躾の上でも、何かを習うときの上下関係などから横着などと言われたことはないでしょうか。

しかし身体操作となると話は別です。

流れる様な動作、柔らかい動作、途切れない動作を武術ではよく求められます。

それは◯◯をしながら、次の動作を繋げる作業になります。

とても大切な感覚でもあり、そうでないと技が相手に掛からないという結果になりやすいです。

ではどうすれば動作が繋がるのか?

それにはまずは意識を途切れさせないが第一です。

意識、イメージと呼ばれるものです。

呼吸を止めないということにも関係してきます。

動作を一つ一つ区切るのではなく、全てが流れるように、さらに言えば循環するように動き続ける。

そうすることによって、身体は自然と動き続ける様になります。

この意味を理解すれば全ての動作がそう行うことが出来ます。

ぜひ試してみて下さい。