アスリートだけの話ではなく、全ての人(生き物)にとって必要不可欠な呼吸。自然と行っているからもう完璧に出来ていてると思ってはいませんか?今回はそんな呼吸について書いてみたいと思います。
呼吸。
既に出来るから完璧。
それ以上でもそれ以下でもない。
そんな呼吸について深く考察したことはあるでしょうか?
普段日常で何も意識せずとも呼吸をしているので、それについて何か問題でも?と思われるかもしれません。
けれども、その呼吸の仕方は果たして現存するこの身体にとって100%活用しきっていると本当に言えるでしょうか。
その証拠に、深呼吸をしてみて下さい。
と、話すと皆さん一斉に呼吸を深くし始めます。
言われて初めて呼吸が浅かったことに気付かれたりしますが、本来そのような呼吸で生活する方が健康的だとは思いませんか。
切羽詰まったようなストレスが掛かった状態では、なおのこと呼吸が浅く早くなる傾向があります。
決して勘違いしないで欲しいのですが、それが駄目と言いたいのではないです。
自身のコントロール下で最適な呼吸をしているか。
それを常々知っていた方が何かと役立ちますよという提案です。
深呼吸は精神を安定させます。
余計な負荷が掛からないので身体も疲れにくくなります。
また呼吸が荒くなったとしても、それを冷静に把握して呼吸を整えると思考がハッキリとして次の行動に移りやすくなります。
呼吸は何も武術の稽古だけで使うものではありません。
ありとあらゆる生命の源。
その使い方は千差万別であるけれども、適正な使い方というものは存在します。
知っているかどうか、
問題はそこだけです。
スポーツにしても、
学習にしても、
武術にしても、
日常生活にしても、
呼吸はとても深く関連します。
先ずはそれだけでも意識出来るようになればもう完璧です。
意識していない人の方が遥かに多いことが現状でもありますので。
良いトレーニング方法として、人がどの様な時にどの様な呼吸をしているか研究してみて下さい。
どうやったら乱れないのか、逆にどうやったら乱れるのか。
それは、どの様な競技でどの様に役立てれるのか。
色んな視点で追ってみることをお勧めします。
その上で呼吸は「循環」させた方が良い。
これがその先の提案です。