通常歩いていてコケると想像したときに、地面とは結構な高低差があるように感じないでしょうか?
スケート場の氷の上でも、滑りやすい雪の上でも、コケるという動作は恐怖を伴うことが多いと思います。
恐怖が伴うとどうなると思いますか?
身体は萎縮して硬くなります。
ある意味本能的な動作ではありますが、大体は硬くなりそのままぶつけて怪我をすることが多いでしょう。
大人はより硬く、
高齢者はより顕著になりやすいものです。
それでは身体が脆いから怪我をするのでしょうか?
個人的にはそうではないと思っています。
咄嗟の異常事態にも、柔軟性があれば怪我を回避出来ます。
日々運動から遠ざかれば遠ざかるほど柔軟性は落ちていきます。
そして、柔軟性は咄嗟の恐怖により無くなるものです。
それでは恐怖を取り除けばいいのではないかと提案します。
知らないことに対して人は漠然とした恐怖を感じるものです。
その取り除き方は簡単。
知ればいいこと。
ならば、コケる恐怖について知るべきことは、地面に近付くということへの不慣れをなくすこと。
要は、
しゃがむ動作をした時と同じように、コケて地面が近付いてもそれが特別なことではないと認識することが大事だと考えます。
地面は敵ではありません。
具体的に認識する方法が一つあります。
それは、
四足歩行を行うこと。
二足歩行だから頭の位置が高い。
他にも様々な利点はありますが、地面への恐怖感がなくなることは面白い利点であると考えます。
雪の上でも氷の上でも同じ感覚。
転んだ時に咄嗟に手が出やすくなることも四足歩行を行う利点。
赤ちゃんのハイハイの時期が長い方がいいという話も聞きますが、正にその通りだと思います。
無意識での手の感覚が覚醒する。
手が利くことは、
理想の動きの一つですね^_^