快楽順応とは、望んでいた快楽を手に入れてもすぐにその状態に慣れてしまい、いつまでたっても幸福になれないことを指します。
「足るを知る」とはよく言ったもので、手に入れても手に入れても満足できない人ほど、今あるものをもう一度見つめ直すことをお勧めします。
今あるものの中で一番身近なものを挙げるならば、まずはこの生命。次にこの身体と言っても過言ではありません。お金や名声などはその次です。
純粋にそれ自体を目的とする生き方、それこそが、外側に振り回されない「真の自立」へと繋がるのではないでしょうか。
もし「もっと何かがなければ」と焦りを感じているなら、一度その足を止めてまっすぐに立つことに意識を向けてみてください。
呼吸をしていること、重力を受けて大地に立っていること。この当たり前すぎる身体の感覚に深く潜っていくと、外側に求めなくてもすでに自分は満たされていることに気づくはずです。
贅沢な食事や高価な持ち物は、一時の快楽を与えてくれますが、すぐに当たり前へと変わります。しかし整った姿勢から生まれる心の静寂は、慣れて消えることはありません。磨けば磨くほど、あなたの人生を底から支える一生モノの財産になります。
立つことで、すべてが整う。
生き方の再生は遠くの何かを手に入れることではなく、今ここにある身体という土台を慈しむことから始まります。
立芯《旅する姿勢家》
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