身体的自由

正確に立つことが出来る人はほとんどいない

人の走り方には2種類ある。殆どの日本人はランニングという1種類しか知らない人が多いという話を聞いて、「立つ」ということについても知らない人が多いのではと、思うようになりました。先ずは「隗より始めよ」です。

最近の好きなYouTube動画の中に【走りの学校】という、主に短距離走のスプリントの走り方を教えてもらえる動画があります。

その中でよく話していることの中に、「走る」という分野について一度でもちゃんと教えてもらったことがあるだろうか?という問い掛けが出てきます。

昨今の日本において、普通に走っている方法はどれだけ早く走れたとしてもランニングの走り方であり、それは長距離走向けの走り方だそうです。

短い距離を早く走るにはスプリントという走り方があります。

なので先ずは走るということについて、大きく2種類の走り方があるということを理解することがポイントだと説明されていました。

立つ、歩く、そして走る

この3つの中で走るは教わってない。

だから伝えたいという言葉を聞いて、

そういえば【立つ】ということについてもちゃんと誰しもが理解出来ているのかという部分に疑問が残りました。

子供が成長するについて自然に立つ。

そこから普通に生活する中でこの立ち方自体を教えたりすることが果たしてあったでしょうか?

義務教育で立ち方というものは教わらず、ほどんどは立ち方などすっ飛ばして技術などに移るのではないでしょうか?

その点、武術などでは先ずは立ち方から入ったりすることが多くあります。

しかし、残念ながら殆どの場合が初日に教わったきりその部分だけを掘り下げるということは少ないのが現実的な気がします。

走りの学校で伝えたいと言われる「走る」ということを皆さんが知らないと切実に訴えていることと同じく、「立つ」ということについてもちゃんと伝えたいという想いが立芯Risshinにはあります。

ちゃんと立つことは出来ていますか?

その目安として自然に立った姿勢で一切動かず15分立ってみてください。

少しも揺れることもなく、全停止です。

その後身体のどの部分にも痛みも疲れもなければ、その身体をフルに活用して立てているといえるでしょう。

腰や膝が痛くなったり、筋肉が固まったり疲れたりするならば、

その段階ではまだちゃんと立てていないということになります。

おめでとうございます!

そのような状態は伸び代しかありません^_^

なぜなら今迄ちゃんと立ててないままでもここまで人生を過ごしてこれたのですから、これからはもっと楽に、もっと快活に動ける身体を手に入れることが出来ます。

歩く、走るも

先ずは立つことが始まりです。

僕はこのことについては声を大にして言いたい。

先ずは正確に立つことから

始めましょうと。

無知を知る。

僕の人生もここから始まりました。

灯台下暗し、

まさにそんな所から出発しましょう!