業務の効率化を進める場合、要らないものを省略することはとても素晴らしいと思います。しかし、こと身体操作においては省略をするということは部分的な負担が大きくなる一方なのでこのことについて書きたいと思います。
身体操作の省略とは一体どんなことを指すのか。
それは、
「めんどくさい」ということがキーワードになります。
どういう事かと言うと、
例えば目の前にあるコップを手で取るという動作で説明します。
コップ自体は軽く手を伸ばせば届くところにあるので、基本的には手のみ伸ばせばよいと思われます。
これが省略行為だと考えます。
身体全てを繋げて、身体全体で動いてコップを取る。
するとどうなるか?
コップがとても軽く感じられ、その後の動作もスムーズに繋がり、手だけの負荷が軽減されます。
要は全体で取るか、手だけで取るかの違いです。
一見楽そうなのは手だけのようにも思われがちです。
ですが、これが積み重なると疲労、痛み、怪我というように繋がっていくものでもあります。
そのため、各場所に負担が集中しないためにも身体全てで動作を行うことをお勧めしています。
スポーツにしても武術にしても、身体全てを使えと口酸っぱくして言われた経験はないでしょうか?
あれを日常生活にも全て当てはめます。
そうすると、あらゆる事柄が楽に出来るだけでなく、総量としては大きな力が出ることになるので結果として護身などにも役に立ちます。
では全身を繋げることはどうやってもやるのか?というと
大和の姿勢で日本人本来の正しい姿勢から身に付けることが出来ます。
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