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第2の人生の始まり

1995年1月17日

阪神淡路大震災

神戸の実家で轟音と共に目覚めた朝

身体は宙に浮き、

住んでいる建物が崩れる!

そして

死ぬ

数秒か数十秒の間にこんな事を思ったのを今でも覚えている

感じたのは恐怖ではなく、

死ぬんだという現実的な感覚のみ

当然死ぬ事はなく、地震が収まり状況が把握できた時には箪笥の下敷きだった

「生きている」

生涯「生きている」という実感を一番強烈に感じた日

明日死ぬかもしれないなら、いつでも悔いの残らない人生を生きたい

ここから第二の人生が始まった