続・繋がっているシリーズ。
全ての身体の部分は全体と繋がっています。
けれど、
大部分の人は全体を繋げて動作するということを忘れているような気がします。
それも当然といえば当然。
繋げなくとも、普通に生活は出来るからだ。
ではなぜ繋げることを勧めるのか。
一つは小さな動作で、大きな力が使え生活全般が楽になることです。
もう一つは全身を活用することで、使っていない部分を減らし全体の代謝を良くすることがあります。
不定愁訴と呼ばれる身体の不調の原因は、動かさないことで血行が悪くなり、身体の循環が滞ることも考えられる。
そのためにも身体を繋げる。
身体というと漠然とするので、まずは敢えて部分と部分を繋げたいと思います。
今回は肚と指先の話し。
どちらから動かしても良いです。
肚が動いて指先が動く。
または、
指先から動いて後から肚が動く。
その場の用途と目的によって
使い分けるとやりやすいかと思います。
漠然と肚が大事、または腰をしっかりというアドバイスはこの繋がっていることを目指してのアドバイスだったのかなと今なら思うところもあります。
ただ、この感覚を本来の意味で使えている人は数少ないと思います。
伝わっているか伝わっていないかは、
見れば分かります。
願わくば、コーチと呼ばれる人には知っていて欲しいこの感覚。
それだけで子供を含むアスリート達の根本的な動きが変革すると考えます。