身体的自由

自転車ハンドルの持ち手は神

子供の頃の身体は知っていました。

自転車のハンドルを持つ手が、異様に力が篭っていることを。

ある時自転車に乗りながらそのことに気付いたことがありました。

それは最近の手と肩甲骨が繋がった身体感覚があったのですが、既にこの感覚は小さい頃にあったモノでした。

中学生くらいの頃、自転車に乗っている時ふとなんでこんなにチカラを入れて持っているんだろうと逆に不思議に思い、力を全て抜いて持つようになったことを今でも鮮明に覚えています。

力を抜いたので確かに楽?にはなりました。

余計な力が抜けたと自身では良い発見だと思っていたのですが、今思えば繋がっていた身体の力を全て抜いてしまった瞬間でした。

そこからというもの、

身体が疲れやすくなったり、思ったより力が出なくなったり、身体が一つに纏まらなかったり色々と大変でした(笑)

結論から言いますと、

自転車ハンドルを持つ手は良くできているモノで、それだけで身体が繋がる仕組みになっていると理解しました。

その形を行うと、手の先から身体の芯にまで繋がる。

自然とそうなる。

これを作った人は、人の身体を良く知っているなと感動すら覚えます。

最近の言葉を使わせていただければ

「神」

というやつですね(笑)

その様な道具は他にもあるのだろうなと想像つきます。

スキー靴然り、

武器術然り。

色々なモノを手に取り、これからも試していこうと思います。