肩甲骨はがしという言葉を聞いたことはあるでしょうか?本来浮いている状態の肩甲骨が周りと一緒に固まってしまっている状態なので背中と一体化している人が多くなっています。そのような肩甲骨を本来の状態であるグルングルンに動くようにする方法があるとしたら?そんな話しをしたいと思います。
僕が行っている施術は肩甲骨剥がしという名前ではありません。ただ、やっていることはその名の通りなのであえて肩甲骨剥がしと呼んでみました。
要は肩甲骨を自由にする。
それだけのこと。
自由とは、肩甲骨が本来の稼働範囲を存分に動かすことが出来る状態のことを話しています。
しかし腕は実際動いているので、誰でも自由な状態ではと思われる人もいるかと思います。
実際に動いているかどうかは、個人的な感覚値としては90%位の人はまだまだ動き切れていないイメージです。
要は周りの筋肉や筋が固まっていて、肩甲骨を動かすことを阻害しているのです。
固まる理由は大きく二つ。
肩甲骨を大きく動かす必要がないので、何年何十年も動かさなかったから周りから固まってしまうこと。
もう一つは、使う程の場面(経験)が文明の発達により少なくなってしまったこと。
こんな感じでしょうか。
普通に暮らしていて、肩甲骨が充分に動く必要があるかといえばそうは無いと正直思います。
ただ身体を心地良く動かすということに目を向けると、明らかに肩甲骨が稼働した方が気持ち良いです。
肩凝りも、首凝りも、四十肩五十肩などの予防にも一役買ってくれるでしょう。
肩甲骨を自由にするには、
よく稼働させること。
そして動きが良くない人はよく動かせるように一旦剥がすことをお勧めします。
胸から羽根が生えたように腕を動かせるイメージをしてみて下さい。
とても気持ち良さそうだと思いませんか?^_^