動物には自然治癒能力という素晴らしい力があります。基本的に些細な怪我であれ病気であれ、時間が経過すれば治る傾向にはあります。この力が最上であるとして、その次の策としてセルフケアで自身の不調をとることが出来れば嬉しいことではありませんか?このことについて書きたいと思います。
今回の話では、セルフケアといってもちょっとした健康体操や予防的なものではなく、大きい括りで整体としてのセルフケアについてを書きたいと思います。
世界には様々な治療法が存在します。
僕のイメージとしては全てが完璧なものなどは存在せず、それぞれに良いところ悪いところがあり、そして個々の相性や人の個性によるものだと考えます。
これは駄目だと否定するのは、その人の良くなる可能性を潰すようなものでありなんでも試した結果、その人の身体が健康になればそれがその人にとって正解なのではないかと考えます。
その中でのセルフケア。
例えば足の捻挫を少し施術するだけで、歩ける様になればどうでしょうか?
ぎっくり腰のような腰痛を、自身で施術すると痛みなく動ける様になることは喜ばしいことではないでしょうか?
頭痛は?寝違えは?四十肩や五十肩、膝痛は?
これらを治す方法は巷にいくらでもあると思います。
ありますが、放置したままにしている人が多いこともまた事実です。
また、治らないからといってずっと治療してもらうことに依存し続けるということも動物という視点からは少し疑問が残ります。
提案としては、何か問題が起きたときにはセカンドオピニオンではないですがいくつか治療法を試すことをお勧めします。
不安にさせて依存させる。
これは人としてあってはならないことだと強く思います。
それぞれの考え方、技術があって良くなる方向性で進む。
その一つとして、自身で自身を治すということもお勧めします。
そしてそれは全ての分野ではないですが、可能なことでもあります。
知っていて損は何一つないでしょう。
子供が怪我をしたら、家でその痛みを取れる人が居たとしたら。
特別な機材を使うこともなく、副作用もないものであればそれは貴重なものではないでしょうか。
その上で心配であれば、他にも診てもらいより良い方向に持っていく。
国の治療費用が凄いことになっているらしいです。
多い方が良いか?少ない方が良いか?
という質問なら誰しもが少ない方が良いと考えるのではないでしょうか。
健康体は自身で守る、そして治す。
どうしようもないところは、人に頼る。
そんな世界の方が健全だと思うのは僕だけでしょうか。
今より良くなる世界があるのならば、できる範囲で身近なところから伝えていきたいなと思います。